真言宗智山派 寳亀山 最勝院

新着情報

ご挨拶

 最勝院(さいしょういん)は宮城県大河原町にある真言宗智山派に属する寺院です。大河原の名所『一目千本桜』の桜を寄贈した実業家・高山開治郎の菩提寺でもあり、町内では『西の寺』という通称で呼ばれ親しまれております。境内には桜、藤、もみじなどの植物が植えられており、四季折々の眺めを楽しむことが出来ます。また、一年間を通して聖天・愛宕祭典(夏まつり)、施餓鬼法要、星まつり祈祷会など様々な催しております。

沿革

 創建は天正年間(一五七三~一五九二)と推定されておりますが、『封内風土記』によると、蔵王町宮の蓮蔵寺の四世・実専和上が後継者に蓮蔵寺を譲って寛永二年(一六二五)に中興開山した隠居寺でありました。本寺の蓮蔵寺は元は願行寺と称し、藤原全盛時代四十八坊ありましたが、応仁の頃廃亡して宮の本坊などが残りました。この本坊が伊達政宗の勧めで蓮の池をつぶし伽藍を建てたので、山号を「寳池山」と称しました。これを受けて、最勝院も「寳亀山」と称し、池に本寺同様に弁財天を祀っていました。正徳三年(一七一三)の大火、及び安政五年(一八五八)の大火で全焼し、古文書文献がほとんど焼失しましたが、本尊は無事搬出されました。その後、七十年にわたり仮堂での寓居を余儀なくされましたが、昭和八年、檀家の協力により本堂再建に着工し、昭和十二年(一九三七)に落成となり現在に至っています。

境内案内

境内につきまして、ご案内致します。

本堂

こちらの本堂で毎朝、お勤めをしております。

聖天堂

主に護摩祈祷会をこちらで行っております。壇の上に炉があり、こちらで行われる護摩は炎が大きく上がり、実際に見るととても迫力があります。

山門

境内の入口にございます。屋根の創意工夫を凝らした透かし彫りは最勝院の山号にちなんだもの(亀・鶴)となっております。

最勝院霊園

広い駐車場、永代供養廟を兼ね備えた霊園となっております。

年間行事

拝観案内・アクセス

拝観案内

アクセス

【公共交通機関をご利用の場合】

JR東北本線『大河原駅』徒歩10分

真言宗智山派 寳亀山 最勝院
〒989-1242 宮城県柴田郡大河原町字西浦229 TEL :0224-53-2309
FAX:0224-53-2367